糖尿病について
私たちが主食としているお米などの炭水化物にはでんぷんが多く含まれ
糖質という生命を維持する大切な栄養素の一つです
この糖質は体内で消化されるとブドウ糖となり血液に送られるほか
一部はグリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄えられる仕組みになっています
糖尿病に大きく関わる血糖値というのは血液中の血糖の濃度の事で
食事をして糖質を摂取するとこの血糖値が上昇するのですが
健康な体であると数時間経過すると食事前の血糖値まで下がるのです
それはすい臓から分泌されるインスリンというホルモンが
体の中の血糖値を一定に保つように働きかけてくれているから
とても便利なインスリンですが残念ながら加齢とともに
分泌の量が少なくなったり、働きが鈍くなってしまうようで
そうなると糖質を摂取して上昇した血糖値も下がらずに
高くなったままの状態になるため放っておくと糖尿病を発症することに
では糖質を控える為に炭水化物を抜こうという発想にもつながるのですが
そもそも糖質は脳にエネルギーを送り生命を維持する大切な栄養素なので
極端に制限してしまうと筋肉量が減って歩行が困難になったり
体のいたるところに不調が出てくる原因にもなるので
自分の判断で極端なコントロールはせずに
適度な運動とバランスのとれた食生活を心がけながら
万が一の時には医療機関を受診し専門医の指示に従って
健康な生活を取り戻すための努力をすることが大切だといえますね